2021年のビットコイン高騰、2022年の急落。あるいはバブル崩壊後の日経平均暴落。
投資をしていると「暴落」に何度も出会います。でも実は、暴落は避けられない「当然の出来事」なのです。
① リスク資産には波がある:リスクON/リスクOFFとは?
株や仮想通貨のような値動きの激しい資産は、「リスク資産」と呼ばれています。
経済が成長モードに入ったときはリスクON(攻めの投資が増える)、
世界情勢が不安定だったり金利が上がるとリスクOFF(安全資産に資金が流れる)に切り替わります。
このように、マーケットには波があり、その波を乗りこなす発想が大切になります。
② 暴落は当たり前。だから「待ってました!」が大事
株も仮想通貨も、暴落するのが当たり前です。
「値下がり=失敗」と感じてしまいがちですが、投資のプロは違います。
たとえば100万円の資金があるなら、まずは50万円だけで運用します。
そして相場が大きく下がったときに、「チャンス到来!」とばかりに
残りの50万円を投入する――これが賢い投資家のスタンスです。
値上がりのときに飛びつき、暴落で全て売る人が多い中、
下がったときに買える人こそ、真の投資家だと言えます。
③ それでも損をする。それがリスク資産の宿命
残念ながら、どんなに勉強しても
株や仮想通貨には「必ず損をする可能性」がつきまといます。
長期で見れば大きく成長する資産も、
数年単位で見れば、半値になることも珍しくありません。
だからこそ、余裕資金で投資する、生活資金を使わない、
そして「下がったときにこそ買う」姿勢が重要です。
まとめ:暴落を「敵」にせず、「味方」にしよう
暴落を恐れるのではなく、暴落は投資の一部と割り切る。
そのうえで、半分の資金を温存し、下落時に冷静に追加投資できる準備をする。
これが、希望をもって資産運用を続けるための現実的な戦略です。
ビットコインやイーサリアムの未来が明るいと信じるなら、
なおさら暴落こそ、次のチャンスと考えましょう。

  
  
  
  
